4位入賞!!

しとけん

2014年06月25日 22:35

Date:2014/06/22(日)at:霞ヶ浦
天気:土砂降りの雨&強風 気温:早朝18℃~日中22℃ぐらい? 水温:22℃ぐらいか? 水質:やや濁り強し 水量:減水からの土砂降りで一気に数センチ増水?


 ちょっと前に最近の釣りに刺激が欲しいということで何か大会でも出てみようかと思っていたところ・・・

 歴史と伝統のある由緒正しきフローター大会の霞ヶ浦(牛堀)戦に初参加してきました!
 
 40歳になっても、やっぱり初めてというのは緊張しますね。(こういうのを求めていたのかも!)
 ドキドキしながら会場に到着すると既にズラーッと車とポンツーンとフローターがたくさん並んでいるのを見てさらに緊張します!
 
 ちょうど一番端に止めてある車から降りてきた方がいらっしゃったので、「大会の場所はここでいいのでしょうか・・・、初めての参加なのでよくわからなくて・・・」云々と話しかけたところ、非常に御親切に案内をしていただき、その対応にまず感激!

 っと、感激している間もなく、すぐに受付開始の4時半となりまずは受付をします。

 で、この後、試合前のミーティングを行うのでそれまでに準備を!とのことなので、急いでフローターを膨らまし、タックルの準備を済ませます!

 そしてあっという間に試合前のミーティング。
 今日は総勢25名といつもよりは若干少なめとのこと。また、初参戦は私ともう1人とのこと。そして今日はなんとW.B.Sの「2014スーパー3デイズ」の最終日とバッティングしており、そちらの参加選手もこの一帯に来るだろうから事故等には気を付けて!とのこと。そして、昨日プラをされた方々は結構釣れており、今日も上位はかなりのウェイトになるのではないかとのこと。
 と、言っているうちに、時刻は5時を回ったばかりだというのに早速スーパー3デイズに参加しているプロ達のバスボートがエンジン全開でこちらに向かって来て、次々と目前のポイントで釣りを始めます。
 
 うぉーーーなんかこの辺りってすごいところなんだなぁーと感動していると、初参加者から挨拶するようにとの突然の振りっ!
 
 年甲斐もなく緊張して何をしゃべったのか覚えてませんが、とにかくこれで朝のミーティングは終了。

 あとは本番のスタートの合図を待つのみのとなりました!

 大会では、ノンオールとオール付きとでスタート時間にハンデを設けていて、オサーン達ノンオール組はオール組より1時間早くスタートできるというアドバンテージがあります。

 そして運命の5時半となり、オサーン達ノンオール組がスタート!

 オサーンは湖沼図と先週のプラと友人からの情報を基に最初から行くべきポイントは決めてあったのですが、なんせ地図で測ったらスタート地点から約1.5km程離れており、しかも網やら何やらを付けたフローターで、このおっさんの体力でたどり着けるのか・・・ん?網???・・・あれ・・・な、ない・・・・( ̄□ ̄;)!!

 「沈」させないようにフローターにカラビナでちゃんと引っかけていたのに、何故かカラビナだけ残して、まだ購入して数か月しかたっていない 「トリックスターネット」が見当たりません・・・。
 オイオイ!どういうトリックなんだよ!と一人突っ込みしながら周りも見渡すも、トリックなしで沈してしまったようです・・・。
 
 なんでオサーンの人生っていつもこーなんだろう・・・。朝も女房に作ってもらったおにぎり置いてきちゃったし・・・。とかなりヘコみつつも、こうなったら絶対優勝して賞品ゲットしたる!(何かは知りませんが)と気持ちを切り替えて釣りに集中することにします。

 ってゆーか、漕いでも漕いでも一向に目指すポイントが見えてこない・・・

 やっぱ遠いし、今も目前にジャカゴがたくさんあって、それなりにおいしそうに見えるからここでいいかなぁーと思っていたときに、ふと見ると近くに同じく参加者の若者が。。。。

オサーン:「いやぁー、あの先のポイントまで行こうと考えていたんですけどしんどいですねぇー」
若者:「でもぉー、後で後悔しますから、行こうと思ったところは絶対行った方がいいっすよぉー!」

 っと、大変前向きなお言葉!
 オサーンは年甲斐もなくこういう言葉に弱いので、「よっしゃ!行ったろでないかい!」と再び漕ぎ出します!

 スタート前は肌寒くて若干震えていたのに、今は全身から汗が噴き出してきています!

 「ぐわっ・・・あじぃー」と思っていたところに、お天道様が気を利かしてくれたのか、突然空から容赦ないシャワーと送風が・・・。
 (なんかすごい土砂降りと風で前見えないんですけど・・・)

 ところで、オサーンの朝一の作戦は、天気によってもいくつかパターンを考えていましたが、ローライトなら、バラックとビンクシーの2本立てでシャローのストラクチャー周りを手返し重視でランガンしていこうと思っていたんですが、さすがに土砂降りではトップはダメだろうと判断し、レンジを落としたスカッドミノーでの釣りにシフトすることにします。

 プラの時点で見えていたキーは、大増水中に護岸際のシャローのエグレでいいのが2本獲れたということ。
 今回は減水中ということで、魚はシャローにはいないだろうと。
 そこで、ドッグの外側の壁なら水深もあるし、エグレているので条件は似ているのでは?と読んでいました。

 そして、ドッグの外側に差し掛かりキャストすること3投目、コツッと大人しい感じのバイトがあり、小バスか?っと思いましたがその後、強烈な引きが!

 水が濁っているので魚体が見えませんがいかにも大きいバスらしい引き!これはデカイと確信し、とにかく落ち着いて時間をかけて寄せてきます!
 
 ルアーががっちり口に掛かっているので、こんなときこそネットがあればいいのですが、早々とリリースしてしまった(書いてて悲しくなってきた・・・)ので、バスのお腹を鷲掴み若しくはワニ掴みにし、フローターの前掛けに強引にランディングし、まずは1本目ゲット!
 (バス釣って本気でガッツポーズしたのはしばらくぶりですね・・・)

 時刻はまだ6時20分。本命ポイントはまだこの先にある。これはこの釣り方であっさりリミット揃えられるのでわはぁぁん!!!!

 と、期待するもやはりそんなに甘いもんではありません・・・。

 2度程バスなのかキャットなのボラなのかバイトらしきものもありましたが、結局、ビッグキャット1本のみでバスを追加することができません。。。

 キーパー場と踏んでいた水門周りも陸っぱりとバッティングし、敢え無く撤退。来た道を折り返します。(ってゆーか、オイラがたどり着くまではいなかったのに、着いた途端にオイラと競うように入ってきて・・・、しかもこっちが諦めて引き返したら、今度はこっちと同じ方向に移動しだすんだもんな・・・性格悪いよ・・・こっちは1m動くのにどんだけしんどいと思っているんだい!?って知らんよなぁー)

 時刻はあっという間に10時を過ぎてしまいました。
 ここで朝一に1匹目を釣ったドッグ前に戻ってきました。

 雨は止んだものの、風は強くなる一方です。しかし、風向きがちょうどドッグに向かっており、湖流がそのままドッグに当たっているように見えます。

 これはまだチャンスがあるも?と閃いたのはダウザーが良くやっているパインシュリンプ逆刺しの通称「逆パイ」!これぐらいボリュームがあって、臭いプンプン系の方が今日の濁り具合からしていいだろうと判断し、さらにこれをオサーン的には初リグとなる直リグセッティングにして、ドッグの先端の際に落としてアクションすること1発目!

 「コンッ」と微ではあるが、確実に生命感のある感触がアドレナから伝わったところで、フルフッキング!

 合わせた途端にグンッグンッグーンッっとこれまた強烈な引き!
 前日巻きなおした14lb.のラインがヴァイオリンのように鳴いています!
 絶対バラスかぁー!っと気合でこいつもゲット!確実に朝一の奴よりサイズが上がりました!

 「よしっよしっ!まだいけるぞ!」っと自分を煽り、再びドッグ先端を丁寧に撃つと、フォール途中に「ガツッガツッ」と噛り付くような生命感!
が、もっと喰いこむのか!?っと一瞬間を取ってしまい、遅れて合せるも既に吐き出されてしまったようです・・・。

 反応はあったということで、今が時合で、バスはここに居るっ!と小一時間程粘りますが、その後は全く反応なし。

 時刻はあっという間に11時を過ぎ、そろそろ帰路に着かないと、この逆風のなかスタート地点まで戻るにはオサーンの体力の問題もあり、帰着時間までに帰れなく可能性が出てくるので、このポイントを諦め、後はスタート地点付近でまぐれの1匹に期待し、とにかく戻ることとします。

 しかし、皆さん考えることは一緒のようで、スタート地点周りは既に参加者でいっぱいに・・・。

 結局、尿意も催してきたので、結局さっさと上がり、帰着申告は2位!!

 ウェイイン式では、参加者のほとんどの方がクーラーボックスを持って集まってきており、あぁー・・みんな釣ってきているんだなぁーと。。。

 勝手がわからず、様子を見ているとどうやらキャッチ数の少ない方からウェイインしていくようで、まずは1本のみゲットされた方から測量していきます。
 
 グッドサイズが持ち込まれるたびにおぉーっと声が上がります。

 そしていよいよオサーンの番。キロアップ2本を持ち込んで皆さんから暖かい拍手をいただきます。

 リミットを揃える事が出来なかったのは悔しいですが、本当に体力の限界までがんばったのでやり切ったなぁーと久々に達成感というものを味わいました。。。

 いよいよ表彰式。
 優勝はなんと54cm、49cm、あと1本は何センチか忘れましたがとんでもないビッグサイズを持ち込んで、トータル4kgを超えるウェイトを叩きだした、今回で参加4戦目というお若い方が見事優勝!

 この若者。私がスタートしたときに、後で後悔するから行くなら行け!とアドバイスをくれた方!

 プライベートですら54cmなんて一度も釣ったことないので、これは完敗だなぁーと。
 心から拍手をお送りさせていただきます!
 さすが!
 おめでとうございます!!
 うらやましぃー!!

 1位から3位までの方をみんなで称えたあと、4位以下の発表となりました。

 リミットを揃えてきた方も結構いらっしゃたので、オサーンはちょうど中間ぐらいの順位かと思っておりましたが、なんとまさかまさかの第4位とのこと!

 もうね、悔しさより満足でいっぱいです!

 だってこんな釣りウマ軍団が顔を揃えている大会で入賞できただけでも十分というか、とにかく正々堂々と戦った後というのは本当にすがすがしい気持ちになりました!




 試合後、時間のある方で優勝者を囲んでの食事会にも誘っていただき本当に感謝感謝です!

 また、そこでの釣りに関する様々なディープな話には、目から鱗の連発で、オサーンはかの開高健曰く「お子様の脳味噌を持つ者だけが人生の享楽を味わえる・・・(だったかな・・)」的なモードに!

 この大会、むちゃくちゃ面白いし、それに出ているメンバーはもっと面白い方ばかりでどっぷりハマりそうです!

 次戦は檜原湖!

 んーーーーーどうやって釣るんだろか!?

 皆様からの秘密のアドバイスお待ちしておりますm(__)m


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