エンジンが盗まれてしまったので、改めてエンジンを購入するべく色々と検討していたところ、人生の先輩であり、F.B.Iの御意見番である御大から「お前のような危なっかしい奴はエレキに変更した方が良いのではないか!」とアドバイスをいただき、ここのところ不運続きの私は素直にそれに従って、BEEボートさんに相談に乗ってもらいました。
BEE BOAT 販売
霞をホームとする私からすると、やはりエンジンの方が使い勝手は良い気もしますが、時代の流れにのってこれからは車もバイクも自転車も、そして水上も電動ということですよ!
ということで、80lbのブラシレス(無段階)のエレキと70Ahのリチウムバッテリー(エネルビー)と充電器(BEEマルチチャージャー)を購入いたしました!
ちなみにエレキの80lbを馬力に換算すると約1.5馬力に相当するようです。(あくまで理論上ですが。)また、70Ahのエネルビー(自重10.8kg)は鉛バッテリーの140Ahに相当するそうです!(ちなみに、有名なボイジャーのM31MF(100Ah)で自重26.5kg)
そうは言ってもよく分からないので、早速愛すべき霞ヶ浦でデビューさせてきました!
当日は北寄りの風速約4mのやや強め。行きは追い風、帰りは向かい風。エレキパワー50%~80%巡行で約6km走ってエネルビー70Ahの残量は約50%という感じでした。
バッテリーの残量などはスマホでタイムリーに確認ができるのだ!
ローランス魚探読みで、エレキパワー50%で平均スピードは時速約6.5km。フルパワーにして最高時速7.5km程度でした。
以下、感想や希望等です。
①パワー80%~100%では、ペラの回転が50%と比べて相当上がっているのは確認できるが、水上でのスピードはほとんど上がらない。ペラがプラスチック製なので、パワーを推進力に変えるところでロスが生じているのではないかと推測。鉄やステンレス製にしたり、ペラの形状を変えればよりMaxスピードが上がるのではないか。(その分エレキへの負担や消費電力が増える可能性あり。)
②SUZUKI2馬力エンジンは最高時速約10km。ランガン派、遠距離好きの私からするともう少し最高速度が出てくれるとうれしい。
③前進、後進、超低速~高速のコントロールが自由自在!30cmだけ前に進みたい。ちょっと後ろに下がりたい。といった細かい移動もハンドルを軽く回すだけ!音がしない!というのは、エンジン乗りからすると画期的!
④エンジンは手放しでも真っすぐ進むが、エレキは走行中、常に舵を微調整する必要あり。長距離移動は腕が疲れる。
⑤エンジンのようなオイル交換やインペラ交換などの手間がいらない。(ほぼメンテフリー)オイルであちこち汚れることもない。ガソリンが漏れて車内が臭くなることもない。
⑥釣りが終わったら家に帰ってバッテリーを充電するだけ。エネルビーとマルチバッテリチャージャーのセットで簡単、便利(オートストップ機能)。ちなみに魚探用バッテリー(鉛)もこれで充電だけでなく、修復もできる(らしい)。
⑦エンジンだと、携行缶を持ってガソリンスタンドで書類に記入してと、面倒。かつガソリンを車内で保管することの心配等あり。
⑧エレキはコンパクトで首も折りたためるので、車内のスペースをほとんど取らない。(エンジンと比べて)軽くて(10kg程度?)、持ち運びが楽。
⑨エンジン利用が禁止されているダム湖などでも利用可能。(ガンダーラはじめ三春ダム、真のダム、三島湖など遠征が楽しくなります!)
ということで、エンジンにはエンジンの、エレキにはエレキのメリデメはあるものの概ね満足というところです。
ちなみに、冬用にPVC製のセール品のウェダーも合わせて購入しましたが、これがまた軽くて、生地は頑丈でなかなかいい感じです!
お買い得!在庫限り・PVC製ブッシュ対応/BEE BWP ウエダー/ラジアルソール | 最強のBEEウエダーシリーズ | BEE BOAT 販売(BEE BOAT)
ということで、コツコツ貯めていた貯金がすっからかんになってしまいましたが、エネルビーはなんと3年保証(通常の使用に限定)付。
いずれにしても、エレキだろうがウェダーだろうが、何かあればきちんと面倒を見てくれるのがBEEボートさんのいいところですので、とにかく安心して使い込んで、またレビューを更新していきたいと思います。
~バスの写真が無いのは気のせいだと思うよ~