6日(土)からいっきに冷え込んで冬らしい天気になりました!
冬といえば、管釣りのシーズン!
2010年位から急激に管釣りにハマリ出し、毎年この時期になると、茨城県は水戸にある「水戸南フィッシングエリア」に出撃しております!
自然界でのバスフィッシングと違い、何といっても管理釣り場には魚がうじゃうじゃ放流されており、行って、ルアーを投げれば簡単に釣れる!と思いきや、やっぱり釣りはどんな釣りでも奥が深い!
最初の頃はいくら巻いても巻いても“チョンッ”、“ツンッ”というアタリに“うぉりゃーああ”とバス合わせをしては、ラインブレイクだったり、または“時既に遅し”の連続で朝から晩まで投げて数匹・・・という感じでした。
そんな釣りヘタなオサーンも震災にもめげず、悪天候で他にお客さんもいない状況にもめげず、
タックルを盗まれてもめげずに通い続けた結果、どんな状況でもそこそこの数はキャッチできるようになりました!
そんなオサーンが管釣りを10倍楽しむための基本について生意気に語るとすれば、
1にライン、
2にフック、
3に合わせで、
4、5にロッド、リール
ってところでしょうか?
となると、ルアーが無いじゃんってことになりますが、今のルアーは非常に良く出来ているので、自分が釣れる!と信じれるものを10種類位もって行けばとりあえずOKだと思います!
重さ、形、アクション、色にこだわりだすとそれこそ天文学的な種類のルアーの数にいったいどれを使えばいいんだ!?という迷宮に入ってしまいますので!(のちのち色(特に波長)にはこだわることになると思いますが)
手っ取り早いのは、例えば種類はロールスイマー1.5gだけに絞り、あとはカラーをメッキ系で金、銀、原色系で赤、黄、緑、茶、黒、他に自分の好きな中間色(オレンジ、カラシ、水色など)やカモフラージュなどを加えて、計10種でとにかく投げまくって、巻く層、スピード、アクションなんかを覚えていくというのが上達の早道かと。。。
で、とにかく、ラインはけちらずに必ず新品を!
そもそも軽いルアーを使うので、ラインに巻き癖が付いていると極端にスプーンの動きが悪くなり、喰いが渋くなるので!
ナイロンで言えば、2lb.~3lb.をメインに視認性が良いものがお勧めです!
基本はその日の状況にアジャストした“巻き”で釣っていくんですが、どうしても口を使わない時間帯がある(状況によってはほとんど巻きが駄目な日もある)ので、そうなってくるとボトムパンプが非常に有効になってきます。
が、これは手元にアタリが伝わってから合わせていてはほとんど掛かりません!
というか手元にしっかり伝わるアタリなんてのは100回アタリがあって数回程度です!
要はキャストしてスプーンをボトムまで着けると、ラインがふっと弛みますので、そこからリール(いわゆるデジマキ)又はロッド(中指と薬指でパンッとロッドを上に跳ね上げる感じ)で“ピョン”とスプーンを跳ねさせるのですが、その時にラインが張って、弛んでを繰り返す過程で一瞬“ツンッ”と張ったり、又は余計に“だるーんッ”となったときに合わせて行くのです!
このアタリが獲れるようになると、10倍は釣れるにようになります!
(このフッキングのお手本になるのがアイビーラインの
鮎沢純一さんですね。)
これは何といっても実際に様々なラインの変化を感じて“合わせ”のタイミングを体で覚えるしかないのですが、水戸南の5号池はかなりの広さがあるのに、それほどプレッシャーもないので練習には持ってこいです!
特に“ツンッ”と張るアタリより、いわゆる魚がルアーを喰わえて手前に走る“だるーんっ”のアタリの方が多いのですが、これを魚のアタリと判断してフッキングさせるという一連の動作はなかなか一両日でものになるものではありません。
“ツンッ”も“だるーんっ”も時間にして0.3秒~0.8秒ってところだし、最初のうちはん?ん?ん?っとそれがアタリだと判断できるまでに時間がかかると思います。
が、これをしっかりフッキングさせることができるようになるとキャッチできる数は相当伸びていくはずです!
このラインでアタリを獲る!というのは、もちろん激プレッシャーの土浦周辺でのバス釣りでも非常に有効になってくるので、ものにする価値ありです!
そして、何といってもスプーニングの醍醐味はなんといっても“巻き”での釣り!
スルスルスルと巻いてきたときに、一瞬の重みを感じ、これを感覚的にはロッドのバットでフッキングする!
これをバシバシ合わせていけるようになると、管釣りがメチャメチャ楽しくなりますが、確実にフッキングさせていくにはボトムパンプ以上の経験が必要になってくると思います。
オサーンはバス釣りの頃から村田基の大ファンですが、管釣りに関しては村田さんのような豪快な合わせは、余程放流しまくりのやる気満々の釣り場でないと通用しないと思っています。
それよりも、一定の速度若しくは手前に来るに従って若干早めに巻いていく過程で、ほんの一瞬、巻くリールに抵抗を感じて、魚がルアーをきちんと喰わえて反転したところでしっかり合わせられるか!
これが非常に大事であり、これができるようになると、バラシが激減します!
リリーサーでもきっちり外しにかからないとそう簡単にはフックが外せない程、しっかりフッキングできるようになります!
(このフッキングのお手本になるのがロデオクラフトの
福田和範さんやアイビーラインの
山村昌輝さんのフッキングですね。)
そんなこんなで、この日は急激に気温が落ち込んだ影響で水が濁り、天気もそよ風程度のピーカンということで状況は最悪に近かったですが、50UP×1本とアベレージを30数本獲って終了となりました。(ここ2年間の水戸南の平均は1日40~50本なので、この日はほんと渋かった気がします・・・)
バスも狙えて、マスは3つの池に合わせて様々な狙い方が楽しめる「水戸南フィッシングエリア」。
結構おすすめです!(水戸南の回し者では決してありませんよ(笑))
行くと決めたら基本は一番乗りっすね!
広くて気持ちいいぃー♪
アベレージはこんなんですが・・・
ある程度狙っていればこんなんも時々釣れます