一年を振り返って

しとけん

2014年12月26日 01:55

 昨年の6月からこのブログを始め、1年と半年が過ぎましたが、こうして外向きに自分の釣果を発信することで、次こそは「すごい釣果をお披露目したい!」「霞を愛するアングラーの参考となる情報を発信したい!」という思いが強くなり、それによって、自分のバスフィッシングに対する高いテンションを維持することができ、結果としてブログを始めたのは良かったのではないかと思っています。

 とはいえ、振り返ってみると、スポーニングが始まる2、3月あたりからとにかくデカイのを1発!
と意気込んでフィールドに出るも、ほぼ撃沈(笑)と残念ながら皆さんに参考となるような情報はあまり発信することができなかったが残念です。

まぁ、今年一年を簡単に総括すると、

1月 前日降った雪が残っている極寒のなか、クロステールシャッドのDSで40UPの㎏オーバーゲット!
   防寒対策はしっかりと!
2月 極寒のなか、クロステールシャッドのDSで人生最大の51cm、2,550gゲット!
   ノッキンジョーでも両型を掛けるも、無念のバラシもあったな。。。
   キープキャスティング!
3月 春を感じ、1~2月に攻めていた場所を離れ、あちこち攻めるも無念のオデコ。
   ハードルアーの高速巻きや、夕マズメにDSで両型をゲットした人の目撃はしました。。。
   自分を信じて巻きなさい!
4月 いっきに陸っぱりバサーが増えて、どこへ行っても銀座状態・・・。
   なかなか自分の釣りができないというストレスにも悩まされた月でした。。。
   延々DSを投げてバイトが無かったのに、スカッドミノーでドスンときた40UPはプリプリのバスでした!
   だんだん温かくなり、小貝に行くか霞に行くか迷いだす頃。
   師匠はこの時期、小貝ですんごいスモールを釣っていたな。
   天気の動きをチェック!
5月 小貝と霞の選択が常に裏目に出ていた時期。。。
   特に小貝は外すと全く釣れないので、ストレスが溜まる一方!
   とはいえ、小貝では約45cm、霞では約41cmをそれぞれなんとかゲット!
   4月以上に天気の動きをチェック!
6月 同じく小貝と霞を交互に攻めました。
   もっと釣れるイメージで出撃しているので、一応釣れはするもののもう一超えの釣果が欲しく、自分の釣りに対する不満が・・・。
   そして、齢40にして、歴史あるF.B.Iのトーナメントに参加することを決意!
   初参戦の場所はホームグラウンドの霞ヶ浦!が、バス歴は27年もあるのに、オサーンは東浦の石岡周辺と西浦の土浦周辺でしかほと
んど釣りをしていないことに今さら気付く!
   同じ湖でも場所が変わると1から魚がいる場所を探すという作業が新鮮で面白い!
   プラでも好調だったが、本番も見事4位入賞!あのバイトを獲って3本揃えていれば3位入賞もできたのに!と悔やまれるが、メンバー
の釣りのレベルの高さに本当に参加して良かったと納得する。
   買ったばかりのトリックスターをトーナメントで紛失したのが痛すぎる!
   トリックには気をつけろ!
7月 オサーン初場所となる精進湖に友人と出撃!
   なかなか釣りがアジャストできず苦戦するも最後の最後に40cmをゲットしなんとか結果オーライ!
   F.B.Iの檜原湖戦では、終了2時間前に40UPを連荘で掛けるもすべて途中でフックオフというなんとも悔しい結果に。
   試合後の上位陣の釣り方を聞いて目から鱗が落ちる。
   もっともっとバス釣りの幅を広げないと勝負にならないことを痛感する。
   フックにはこだわるべし!
8月 ずっと気になっていた霞水系のあるポイントをフローターで出撃したところ、短時間で47cm、46cm、42cmをゲット!しかもバラック、
   ビンクシーというハードルアーでの快心の釣り!
   友人にフローターの楽しさを知ってもらい見事フローター仲間に!
   フローターのすすめ!
9月 F.B.I秋元湖戦。欲しかったポンツーンを手に入れる!
   仕事が忙しかったというのもあるけど、試合の結果は最下位!
   でも秋元湖の素晴らしさに惚れ込み、翌週友人を誘って再出撃し、トーナメント上位陣の釣りを参考にしつつ、47cmをゲット!
   ロケーションといい、冒険心をくすぐる最高の湖だ!
   さすらおう!
10月 F.B.Iのメンバーと北浦でなんちゃってトーナメントを開催!
   北浦での釣りは15年ぶり程!
   条件が悪いなかでもしっかり釣ってくるみんなにただただ感心しつつ、常に結果を出すためにはさらなる精進が必要と認識。
   冬までは桜川河口周辺でポンツーンの特訓を行うことを決意!
   が、ロングリーダーでのヘビキャロでいきなりポンツーンを釣ってしまうという悲劇に!
   どんな状況でも常に冷静な自分をどこかに置いておこう!
11月 F.B.I琵琶湖戦。
   バスを始めてからずっと憧れるつつも、行くことはないだろうと思っていた琵琶湖でのバスフィッシング!
   シャローはほぼ終わっており、魚探が無い釣りに限界を感じつつ、最後まで霞スタイルを貫いて終了間際の最期の最期に40UPを釣って
  6位入賞!
   でも厳しかった。。。
   新しい世界へ!
12月 述べ4回霞ヶ浦陸っぱりに出撃しましたが、いずれも撃沈。。。
   今日こそは年越しバスをゲットするぞ!
   と、トーナメント並みの集中力でキャストを続けましたが、バス君の顔を拝むことはできませんでした。。。
   一年はは、早い。。。

 やはりしょっちゅう釣れているポイントには必ずバスは居るけど、時合が大事ってことですね。例えばレンタルボートが数台流した後でも、丁寧に一発でいいところにキャストが決まれば、1投目で喰ってきた!ってのもあれば、さんざん私が粘った後に入った人が、何気なく投げたら釣れちゃったってのも結構目撃しました。
ルアーで行くと、やはり2~3incのスモールルアーは1年を通して安定して釣れました。とはいえ、ミノーのやや早巻きやボリュームのあるワームでのテキサス、直リグまたはラバージグにリアクションで喰ってくる、というのも多々あり、そういうバスは皆すべてサイズがいいという傾向がありました。
 一方大好きなトップへの反応は年々厳しくなっている感じで、特に一昔前はかなり有効だったペンシル系は釣果ゼロ、ポッパー系は一定のシーズンのいい時合のとき、バズベイトはほんと限られた時間、条件が揃ったときに思わぬ大物が出たという感じでした。
 クランク、スピナベは今年は釣果が無かったというのも今さらだけど驚き!
 ビッグベイトは撃沈でした(笑)

 今年一番の釣果といえば、何といっても、2月に自己記録更新となる2,550gをゲットしたことですね!
 4lb.のフロロということもありましたが、それでも若干きつめにドラグセッティングしていたにもかかわらず、一時は40m以上ラインを出され、バスが走る方向にいたボラの大群がドバーッと逃げ出す映像、そして近くまで寄せて来た時に見せたエラ洗いの巨体の映像は今でも目に焼き付いています!
 悩みに悩んだ末に購入したアドレナ264ULコンプレックスCI4+は繊細な巻き、投げいずれにも最適で、今年初デビューした檜原湖、秋元湖のクリアレイクでの2lb.ラインでの釣りでも大活躍し、まさかの大物が掛かっても竿全体に粘りがあるので、安心してやりとりできる汎用性の高いロッドでほんと買ってよかったな!と思っています。
 別にシマノが一番!なんて言う気は全くありませんが、この価格帯で、2g~7gあたりで、投げ、巻き、手返し、取り回しが良く、長時間使っててもつかれない、長ぁーく愛せるスピニングが1本だけ欲しい!と思っているなら、私は迷うことなくこのタックルをお勧めします!って話がずれてしまいました・・・。
 
 そして今年一番の新たな出来事といえば、何といってもF.B.Iのフロータートーナメントに参加したこと!
 ルアーマガジンは今でも愛読していますが、現在ここで活躍されている、川村光太郎さんや金森隆志さんらの功績は日本のバスフィッシング界にとって素晴らしいものがあると思いますが、ジェネレーションギャップというか、オサーン的に何か違うんだよなーっというのがあって、もやもやしていたところにこういう団体があることを知り、門戸を叩いた訳ですが、ちょうどオサーンと同年代でバスフィッシングの古き良き時代を経験された方々も多く、また、仕事、家庭、経済事情なども含めあらゆる制約がある中で、『人力で成しうる国内最高峰のバスフィッシング』というモットーのもと、とにかく一人ひとりが最善を尽くして挑むことで、同日、同湖で開催されたプロのトーナメントと遜色ない釣果を叩き出すというレベルの高さにただただ驚愕しつつも、試合の前後はみんなほんとに人がいいおっさんばかりで、釣りに限らず様々な職種の方が集まっているので、色々なネタの話で盛り上がり、果ては日本の将来や未来の日本を背負う青少年の育成について(もちろんエロネタも・・・)真剣に語り合える仲間が出来たのは、私にとってすばらしい財産が出来たと思っております。
 今年はポンツーンという武器を手にいれ、来季はプラ用にこれに載せるエンジン、そして魚探も導入して、なんとか年間6試合の中で一度は3位以内に入賞したいと思います!(ほんとは優勝したいと言いたいけど・・・)

 「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」や「国連持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」などバスを含め外来生物の在り方については、様々な問題がありますが、そもそもの根本的な原因は何なのか?って事があまり議論されていないやに感じています。
 霞ヶ浦にして言えば、ウナギ、ワカサギ、シラウオ、鮎、タナゴなどなど在来種が激減した最たる原因は本当にバスやブルーギルなどの外来魚の仕業なのでしょうか?
 莫大な税金を使って、湖全体をコンクリート護岸化し、果ては“ホソ”と呼ばれるような水路までコンクリート護岸化したことによる魚達の産卵床、隠れ家の激減、そして海水を入れさせない水門を作ったことによる水質悪化が一番の原因ではないのでしょうか?(岸辺をコンクリートで固める護岸などをした割合が高い河川や湖沼ほど、ニホンウナギの漁獲量の減少が激しい!ことは東大大気海洋研究所グループの調査研究でも明らかにされています!)
 土浦の境川の橋を渡って、東に1kmほど行った手野町というところに水門があり、そこから霞ヶ浦護岸沿いを走る道路に繋がるのですが、この道路に入る手前の道路の角のところに2,3年前までは葦やガマが生い茂った小さな水路“ホソ”があって、真夏でもそこそこ透明度があり、小魚がたくさん泳いでいるのが見えたのですが、ここも工事によってコンクリート護岸化されてしまった今、水面にはアオコが繁茂し、水が澱み、見るも無残な姿になってしまってしまいました。
 このホソにはバスやブルーギルの姿は見られなかったですが、今となってはあれだけいた小魚がまったく見えません。
 10数年前に、ものすごい台風が来て、川から相当な水が霞ヶ浦に注がれた直後、本湖の護岸周辺は底まではっきり見えるまで透明度が上がりました。
 護岸化によって堆積したヘドロが大量の水でいっきに沖に流されたからです!
 そして、きれいになった水の中を覗くと、ハゼなどをはじめ相当数の在来種が泳ぎ回っていたのです!
 バスやブルーギルのせいで在来種がいなくなったと言われて久しいですが、この子達はちゃんと生息しているんです!
 大昔、一時期バスを水槽で飼っていたことがありましたが、ほんとバスは捕食するのが下手ですからね。水槽でさえそんな感じですから、キャパが大きくなればなるほど、バスが捕獲する確率より、逃げられる確率の方がはるかに高いんです!
 他の生き物による魚の減少を問題とするなら、渡り鳥が一日に捕食する魚の量の方がよほど問題だし、某琵琶湖で行っている電気ショックなんて、バスよりも小さい魚達の方がよほどダメージを受け、致死に至る確率、量ともにすごいことになっているのではないかと。。。
 先日、TOKIOの鉄腕ダッシュでは、東京の多摩川の水質が復活してきてて、鮎が遡上するようになったとかの番組の中で、最上流域に図鑑に載っていない魚が生息しだし、他の在来種の脅威となっている!というのがありましたが、要は河川工事により、本来生息域を異としていたイワナとヤマメが行場を失ったため、同域で生息しだしたことにより、両種が交配して生まれたハイブリットが誕生し、この魚が産卵せず(ハイブリッドのメスは産卵できない)長生きして他の生物を食い荒らしているので、「駆除だ!」ということになっているようですが、そもそもその原因
を作ったのは、人間が勝手に河川工事をしたことによる代償な訳で、うーんと唸るしかないなのです。。。
 
 結局何が言いたいのかわからなくなってしまいましたが、要は生き物たちは、外来種が入って来たくらいで全滅するほど、そんなに軟じゃないと!
 とはいえ、人間が行う大規模工事による急激な環境変化ほど影響を与えるものはないと!
 特定の生き物が増えすぎることによるコントロールというのはある程度必要とは思いますが、在来種を食べる悪い奴は駆除だ!釣ったら生きたままゴミ箱に捨てろ!全て殺せ!っていうのは、命は大切に!って普段教えている子供への教育にも如何なものかと思います。。。
 完全に今年一年の振り返りからかけ離れてしまったのでこの辺で終わりにしましょう。

ということで、来年の目標は、

①F.B.I全戦参加!
②F.B.I単戦で3位以内の入賞!(ほんとは優勝したいけど、あまりに壁が高い・・・)
③F.B.Iクラシックへの出場権獲得!
④55cmUP又は3,000g以上のラージゲット!
⑤50cmUP又は2,000g以上のスモールゲット!

ブログを覗きに来てくれる皆様、今年もお世話になりました!
それでは良いお年を!
そして、来年は皆さん爆釣の良い年でありますように!!


もう1回位年内に更新するかもしれませんが・・・。


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