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2016年09月05日

2016年 F.B.Iフローターマスターズトーナメント第5戦【外浪逆浦】戦


 今シーズンのトーナメントも初戦は愛すべき霞ヶ浦で、しかもホームの土浦での開催ということで、満を持して望んだものの見事にノーフィッシュで撃沈し、えーん続く、琵琶湖、小野川湖、桧原湖戦でもいいとこなしのまま、あっという間に残り2戦となってしまいました。。。ガーン

 9/4に行われた第5戦はまたまた霞ヶ浦での戦い!イカの丸焼き

 しかも、スタート地点は異なるものの、優勝経験のある外浪逆浦ということで、ここでなんとか挽回して、少なくともクラシック出場圏内に年間ランクを上げる必要があります!パンチ

 そういうわけで、8/11、8/20、8/21、8/28と大会前日の9/4を含め、延べ5日のプラを敢行しました!イカ

 台風等の影響で、雨、風が強い日が多く、満足なプラとは言えないものの、自分なりに大会前の4回のプラでは、まずエリアとして、①常陸利根川の息栖大橋&小見川閘門エリア、②鰐川橋周辺エリア、③福島機上&トンボ公園周辺エリア、④スタートエリアから与田浦水門までのエリアをチェックしました。
(へそ曲がりなので、優勝エリアとなった北利根川エリアは敢えて手を付けないことにしました(笑))

 4回のプラでの湖の状況は、水温が26℃~27℃台、水はやや濁り気味、そしてなんといっても平常水位より20cm以上高い状況でいい感じでシャローの葦の奥まで水が入っていたので、数・サイズともそれほどではないものの、葦に絡んだカバーを丁寧に打っていけばなんとかキャッチは可能という状況でした。

 今年は例年以上にスジエビが繁殖しているようで、葦を打っていると、ひんぱんにエビ喰いのボイルが起こりましたが、バスはかなりセレクティブで、エビ系のワームでボイルを直撃しても口を使うことはなく、むしろ、ファットイカ、5incセンコー、カットテールやフリックシェイクのネコリグで葦際を丁寧にフォーリングやボトムを取ってから跳ね上げるリアクション系の釣りでキャッチすることがほとんどでした。サカナ

 また、風が止んで陽が出たタイミングではフロッグカエルの反応が良く、雨が強く降ったタイミングではクランクにも反応があり、さらに、朝・夕マズメ時はウルトラバイブスピードクローやモコリークローなどの7g~14gのテキサスでの早いリフト&フォールでも釣れるところまで詰めて行き、本番はスピニングいらね!と、ベイトタックルのみで十分勝負できると判断しました。
(本番はスピニングがあれば!という状況に激変するなどこのときは思いもよらなかったオサーンであります・・・)

 これまでの感触で、特に高い確率でリミットを揃えられそうな感触を得たのが、トンボ公園前の石積みエリアとそれより東側の護岸。
 特に東側の護岸は、激浅で、葦がまばらに生えている程度で見た目はかなりしょぼい感じですが、小さいブロック状のコンクリートが岸から斜めに入っており、ちょうどこの傾斜がボトムでフラットになる辺りにバスは構えていて、そこに、ウェイトのあるノーシンカーのリフト&フォールで良型のバスが反応してきたので、本番はトンボ公園前に群がるバスボートを横目に隣で爆釣してやろう(笑)という作戦で行こうと決めていました。ナイス
 
 ただし、この時期、外浪逆浦エリアは3m以上の北よりの風が常時吹き付けており、本番当日も風の強さや風向きいかんでは、このエリアをあきらめて、常陸利根川で釣るか、北利根側方面での釣りも考えつつ、要は釣り方の引き出しは自分なりにいくつかパターンができたので、後はあまり決めつけずに、本番の状況にアジャストさせていくことを心がけようと思っていました。
(あくまで水位は本番もあまり変わらないだろうとこの時点では思い込んでいました・・・)

 そして、大会前日。。。
 まずは、ポンツーンのパンクというアクシデントが発生わーんし、朝から応急措置に追われました。

オイラっていつも本番前に何かしらアクシデントが起こるよなぁーと若干テンションが落ちましたが、幸い、空気漏れが起こっている場所がバルブ周りだということは、先週の時点で仲間の協力で見つけていたことと、F.B.Iでも特に普段から面倒を見ていただいている先輩アングラーがバルブレンチを持ってきてくれ、さらに過去のご自身の修理経験からアドバイスをしてくれたおかげで、あっさり完治し、再びテンションUP!イカ

 それはさておき、エントリーしようと護岸から水面を見てびっくりしたのは、水位がどんどん下がっているということ!ビックリ
 WBSの松村プロがフェイスブックでそれらしき感じのことを書き込んでいましたが、それを受入れたくない思いからか、まぁ大丈夫だろうと思っていましたが、現実を見て、常陸利根川の水門開放情報を確認すると、なんとこの土日は日中、夜間の1日2回×2日をかけて水門を開放するとのこと。。。(; ̄O ̄)

 今日は、スタート地点からさほど遠くない常陸利根川の葦エリアのあるピンスポットで毎回魚の反応を得ていた場所が3カ所ほどあったので、ここへの思いをふっきるためにまずはここの魚を抜いておく必要がある!フフフ(やな奴です小悪魔!(笑))
 ということで、向かってみると見るも無惨に先週までたっぷり水に浸っていたカバーがほぼむき出しになっています・・・。
 それでも念のためと、先週までの釣りで攻めてみますが、全く反応なし(笑)
 さらに念のためとフィネスで少し時間をかけてみますが、小さい魚が突いてきた感じのバイトのみ。
 “これ、ヤバくないか!?・・・”やべー
 これまで毎回魚を手にしていた場所から魚が消えたということは、本命の場所も機能しないのではないか!?と心の中の警報装置sosが鳴り響いています!(笑)

 そこで、前日プラでは行かないつもりだった、トンボ公園東側のあの護岸に急行し、チェックしに行くと、ここもひどい状況・・・。ガーン
 それでも、しばらく護岸の様子を見ていると相変わらずエビ喰いのボイルが2度ほど起こりましたが、何か様子が違う感じ???
(後でわかったのは、ボイルの犯人が通常バスから子バスに変わっていたということです!)

 一本位釣っても大丈夫だろうと、この護岸からトンボ公園前、さらにその対岸と打っていき、途中からかなり本気モードで攻めるも全く反応が得られません!やべー

 既に心の警報装置は最高レベルの10イカの丸焼きを示しています!
 これはマズ過ぎる・・・。sos

 この時点で頭は真っ白・・・。イカ
 夕方スタート地点すぐ近くの波よけ石積み地帯の護岸際を適当にダウンショットをズル引きしていると、突然バイトがあり、バラしてしまったものの、やっとバスからの反応を得て前日プラ終了・・・。

 岸から上がってなんとなく思ったのは、減水してもエビは岸際に大量にいたので、これに絡んだバスを釣るには、スモールワームでフィーディングの時合を合わせて口を使わせるしかないと!
 そこで、常に10lb.のリーダーをセットしているベイトフィネスのタックルを6lb.のリーダーに変えておきました。。。

 夜はメンバーとお酒ビールを交わしつつも、状況変化に合わせたパターンが浮かんでこず、うぅーんんん・・・と唸りながら、21時には撤収。
 今回も撃沈か・・・悩んで、眠れない夜を過ごすかと思えば、あっさり爆睡睡眠(笑)

 本番の朝。
 予報に反して北よりの風は強いまま!ガーン
 でも、やっぱり天気予報は強くても3m程度と出ており、風の影響はさほど気にしなくてもいいようです。。。
 
 準備をしながらぎりぎりまで悩んだ末、頭に浮かんだエリアは鰐川橋周辺の狭い区間。電球
 理由は、水門が開くと鰐川から常陸利根川に向かって湖流が発生して、フレッシュな水が供給されることと、他のメンバーのプレッシャーがないことと、岸からすぐ水深があることなどから、やる気のあるバスが入ってくる可能性が高いと判断したから!
 ってゆーか、本能的に心の中のオサーンがここで勝負しろ!と叫んでいたから!(笑)

 鰐川橋は、Googleの地図では、スタート地点から直線で3.3km程あります!イカ

 汗だく汗になりながら、延々1時間こぎ続けて到着すると、心配していたJBのボートも入っておらず、よっしゃよっしゃと思いながら、橋脚より手前50mあたりで、目に入ったのが、鉄パイプのへら台跡・・・。

 “げんすいしたらおきのたてすと・・・”

 ????

 “減水したら、沖の縦ストラクチャー!!”

 そう、スタート時点で本能的に行けとサインを出していたのは、約30年のバス釣りキャリアの中での経験で、減水したら、岸から沖目にある縦のストラクチャーで釣るという教科書パターンを体が思い出していたからでした!びっくり

 うん!なんかあそこは釣れそうだ!
 と胸騒ぎが起きましたが、風向きからもまずはいきなり狙わずに、プラでkgを手にしていた橋脚すぐ近くの、葦のちょい沖にある何本かの杭をチェックすることに。。。
 はやる気持ちを落ち着かせるためにも、まずはレッグワーム2.5incのダウンショットをキャストし、ゆっくり探っていると早速バイト!イカ
 が、上がってきたのは15cm位のノンキーちゃん!魚青

 ま、まぁ一応キャッチしたということで、こいつを幸運の女神代わりにキープして、最悪これだけをウェイインして受けでも狙おうとクーラーボックスに水を入れていると、本命のヘラ台ポイントに向かっていくバスボートが!!ガーン

 あぁっ!しまったぁ!!ビックリ
と思った時にはすでに遅しで、このまま風にながされて入って行く予定だったヘラ台跡に入られてしまいました・・・。男の子エーン

 が、エンジンにはJB選手の証のグリーンのバンドが無く、一般アングラーのようで、しかもしょっちゅうバックラッシュして直しています。

 あんな感じなら釣られないだろう・・・と思い、40m程先からさっさと移動しろ!と念を送りつつ(笑)、まずは自分の釣りを!と、葦際にはテキサス、ブレイク周りはクランクってな感じで、頻繁にタックルチェンジしながら探っていくと、テキサスに3バイト、クランクにはキャットがラッシュしてきました・・・。
 と、ふと見るとまださっきのボートがヘラ台近くを打っているうえに、なんとバスを1本キャッチしているではないですか!ガーン

 あぁーあ。。。
 これであの人はしばらくここから離れないだろうな。。。

 オサーンのへそ曲がりな性格のせいで、さっさと本命から打てばいいものを、せっかく1時間かけて汗だくになってたどり着いたのに肝心のポイントを打つことができずにエリアを変えるしかないか・・・。えーん
 と半ばあきらめ出した頃に、なんとバスボートが移動しました!にんまり

 これで、晴れて本命ポイントに!イカ

 ただし、既にボートが打った後で、釣れるのか!?

 という心配もありましたが、F.B.Iでキングと呼ばれたH氏から、「仮に先行者が居ても、お前には釣れなくても、俺には釣れるバスがいるから全然大丈夫!位の強い気持ちでトーナメントは望まないと!!」というアドバイスを思い出し、「よぉーし!俺ならここで魚を抜ける!」と自分自身に言い聞かせ、全力で勝負することに!

 はじめは、杭にタイトにキャストして、レッグワームを素早く動かすリアクションで執拗に攻めましたが反応が無いので、ならばと杭より少し先に投げて、杭のぎりぎりをスーッと通過させるように、引いてくると待望のバイト!

 引きが強く、杭に巻かれてしまうも、焦らず回り込みつつ、バット(ポイズングロリアス 164L)で耐えていると無事浮いてきてキャッチしたのは、コンディションのいい550g!ちょき

 よし、これでいくぞ!
 と後は同じような攻め方で、4バイトを得るも、2バイト目はフッキングと同時にラインブレイク・・・。3バイト目は、さっきのラインブレイクにびびって中途半端な合わせのため、ファイト中にすっぽ抜け・・・。4バイト目はしっかりフッキングに成功し余裕でkg超えの魚体を確認するも、ものすごいパワーで突っ込まれラインブレイク・・・。

 普段魚とのやりとりで、ラインブレイクなんて滅多にやらないのに、やっぱりトーナメント本番は焦っているんでしょうね。。。

 さらに、6lb.は細すぎたか・・・と後悔しましたが、いずれも本当に神経を集中していないとわからない位の非常に小さいバイトで、一瞬、“コンッ”とか“ツンッ”という感触が手に伝わったような伝わらないような・・・という感触の後に、本当にわずかにラインが不自然に動いているのを見逃さずに合わせていく釣りになので、相当喰いが悪く、たぶん6lb.より太くするととても口を使わないバスを相手にしているようなので、なんとかこのままやり続けることとします。

 同じヘラ台地帯を往復すること3往復目。
 時間も11時となり、帰着を考えると距離の問題からもここで粘れる時間はあとわずか・・・。汗

 途中、ギルバイトにも悩まされ、手持ちのレッグワームの当たりカラーを使い果たし、別のカラーに変えると途端にギルバイトすら無くなってしまったので、先端が裂けてしまったレッグワームをライターであぶってなんとか使えるようにして祈るようにキャストすると、同じようにわずかに“こんっ”という感触の後、微かにラインがこちらに不自然に動いているのを見逃さずフッキング!イカ
 と、同時にまたまた強力な引きで、んん?キャットか!?およよ
 と一瞬よぎるも、期待の本命!!
 とにかく2度とラインブレイクだけはしないよう、慎重にやりとりしてネットに収まったのは、850gのグッドサイズ!
 よし!もうこのエリアで心中だ!と

 しかし、11時半まで粘るもその後はバイトがなく、あと1本が欲しくて、ちょい先のドッグに移動するも、ここは陸っぱりとボートが占領していて釣ることができず・・・。
 と、同時にまた雨が降り出したので、やっぱりヘラ台で粘ればよかったと思ったのも後の祭りで、風が強くなってきたので、ヘラ台に戻る時間がありません。。。。

 仕方なく、スタートエリアに戻ることとし、追い風のおかげで、戻りは40分ちょっとでたどり着くことができたので、まだ1時間弱釣りをするこが出来ます!
 ならば、スタート地点目の前の葦原でも、実はプラのたびに魚を獲っていたので、ここで3本目!!パンチ
 と思うも他のメンバーでいっぱいでした(笑)ガーン

 で、前日プラでバラした波よけ石積み内側の護岸沿いを、前日と同じように狙うもこの日は反応なしで、終了となりました。。。

 結局、エリア的には当たっていて、サイズもアベレージ以上の魚を掛けていながらリミットを揃えることができず、相変わらず詰めの甘さが今回も出てしまいましたが、このタフコンディションにより、1位と75g差でまさかの2位に入ることができました!びっくり

 前日までは、テンポの早い釣りで魚を獲っていたなかで、スローダウンによる食わせ方にアジャストできたことは自分でも評価したいですが、ばらした4本のうち、どれでも1本獲れていればぶっちぎりだったことを思うと、悔しくてたまらない大会となりました。

 いよいよ来月は今シーズン最後の戦い!
 誰もが初めての場所となる長門・将監川ということです!

 全く根拠はありませんが、なんかオサーンの得意そうなエリアなので、最後の最後に優勝とビッグフィッシュ賞目指してがんばりたいと思います!!

2016年 F.B.Iフローターマスターズトーナメント第5戦【外浪逆浦】戦
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今回はスタートぎりぎりまで、心に余裕が無かったので、写真はこれだけ・・・。





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この記事へのコメント
2位入賞、おめでとうございます!!
これでクラシックが見えてきましたね~

私は、シャローに固執しすぎて玉砕です。。
次戦は、今年のポンツーン修業の集大成だと思って
頑張ります(^_^;)
Posted by わややわやや at 2016年09月06日 06:49
わやや さん〉

ありがとうございます‼

本番も開始2時間位は、テキサス、クランク、スピナベ、DSのヘビロテで、半信半疑状態でしたが、ふと呪文のように、「沖側の杭を打て!」と神のお告げが降りてきたお陰でした(笑)

最終戦、プラに自分の車が出せないという、つらい状況ですが、全力で優勝とビッグ賞狙いに行きますので、お互い頑張りましょう‼
Posted by しとけんしとけん at 2016年09月06日 08:29
 
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