霞ヶ浦のバス

　ジャッカルとシマノのコラボにより世に放たれた名竿シリーズ！
　とにかく軽くて、筋肉質で、振り抜けの素晴らしい竿です。シングルハンドでビシバシって感じです。

　誰もが、購入したらまずはどれぐらい軽い物を投げられるのか？
　ということから始まると思いますが、私の場合、アルデバランにBFSスプールを組んで、10lb.のフロロで、ベクタージグ1/32ozフルキャスト35mってところでした。また1/32ozジグヘッドにフリック3.8incあたりでも全然投げられますが、ここまで落とすとスピニングでやった方が使い易いという感じがするので、私の場合、3gちょいから7gあたりがこのロッドの本領発揮どころだと思っています。

　と、いいながら4incグラブのノーシンカーやアンモナイトシャッド3.8incのノーシンカーなども白ブロック１個のみONでストレスなくフルキャストできるので、ヒシ藻の上をバジングで引いてきて「バコッ」なんて釣りにも対応できます。
　ティップがしなやかな分、違和感なく喰いこんでくれるので、しっかり喰い込ませてから、バシッと合わせてそこからヒシモごと魚を寄せてくるだけのバットパワーが十分あるので安心して攻められます。

　実際釣りをしていると、ただルアーが軽ければ釣れるという訳ではないということがわかってきて、むしろ実用性が重視されていくのですが、そこでこのマルチロールで多用するのが、巻物ということになってきます。アスカ45やソウルシャッド52SPは5g前後だと思いますが、こいつを低い弾道でストレスなくフルキャストできるというのがまさにアドバンテージとなってくるのです！
　スピニングによくある「糸寄れ」を気にすることなく、強気の、攻めの釣りができる！というのが一番のポイントだと思っています。
時には、3/8ozのスーパーイラプションなんかもこれで投げちゃいますが、巻いてくると、いい具合にロッド全体が曲がってくれるので、バイトを弾くことなくフッキングしてくれ、バラシが非常に少ないです。

　アルデバラン＆夢屋BFSスプールで使用していますが、相性も良く、本当にストレスなくキャストができます。
　つまりは、ノーシンカー、テキサス、ＤＳなどワームでの釣り全般から、クランク、シャッド、トップさらにはスピナベまでその名の通りマルチになんでもこなせる万能ロッドということですね！

　昔は、霞陸っパリで1本だけと言われたらスコーピオン1581Fを迷わず選んでいましたが、やはり科学の進歩はすごいですね！これを手にしてしまった今、間違いなくこいつを選びます！

ポイズングロリアス　１６４Ｌ