霞ヶ浦のバス

　まず特筆すべきは感度！
　フィッシングショーで小野プロが、「初めてナイロンからフロロに変えた時の衝撃以上」と言っていましたが、まさにそれぐらい感度の良さにびっくりするでしょう！

　テキサスを投げてみればはっきりしますが、キャストしてフォールしていく途中のルアーの動きも感じられる程です。ズル引き中の底質や障害物などははっきり伝わってきます！

　飛鳥なんかを巻いていると体全体にブルブル感が伝わり過ぎて、むしろ感度良すぎっ！と思ってしまう程です。
　そして軽さ。1610Mといえば、ミドルロングの部類に入るかと思いますが、フローターで一日降ってもまったく疲れないし、取り回しも楽で、正に新次元ロッドの登場という感じです。

　軽いですが、もちろんスパイラルＸのおかげでバットパワーは十分あるので、今年釣った人生初のラージ５０UP（バラック）やスモール４８cm（躱マイキー115）の暴力的な引きでも安心してやりとりできました。

　持った感じはかなり固いロッドという感じがしますが、7g程度のテキサスでもティップが素直に入るのでミドルロングとはいえ小技を聞かせたキャストもし易く、さらにちょっとパワーを入れてやれば、30m先のブッシュにスキッピングでぶち込むようなキャストもロッドの方でほぼオートマチックにやってくれます。

　もちろんロングキャストはお手の物で、50ｍぐらいなら余裕の射程内距離です。
（まあ、若いころは村田基の影響もあってとにかく飛ばすことにこだわっていましたが、霞本湖の陸っぱりで飛距離と釣果は比例しない（ほとんど遠浅）ですし、それよりも釣れるレンジを手返し良く、ノントラブルで釣る方が大事ですけどね。）

　グロリアスシリーズより低価格ということでコスパは相当高いと思います！
　13`メタマグとの相性も抜群で長ぁーく使える飽きのこないロッドだと思います！

　アドレナシリーズは買いでしょう！

　ポイズンアドレナ　１６１０Ｍ