2013年12月17日
【ボトムの釣り】
14日、土曜日。
はい、見事に撃沈しました・・・
バイトすら得られなかったっす・・・
っということで、釣行ネタがないので、能書きたれてみます。
「ボトムを制する者はバスを制する!」とどこの誰かが言ったか言わないかは知りませんが、もともと水深の無い霞では、トップで釣るにしても、そのボトムのマテリアルや変化、ストラクチャーがとっても重要になってきますが、霞のような超マッディレイクでの陸っパリはとにかくロッドとリールとラインから伝わる情報を基にボトムの地形をイメージして釣っていくことになります。
ちなみに、国土地理院が霞ヶ浦の湖沼図をWEBに載せておりますが、これを見ればわかるように、ばくっとしたエリア全体の地形の変化は読み取れますが、陸っパリから届くところは、結局、水深はほぼ1m~2mくらいの遠浅の部分を狙っているということがわかる位で、実際に今自分がいるエリアでどこにボトム変化があるのか?というのは実際に釣りながら、自分に伝わってくる情報を基に絞り込んでいくことになります。
例えば護岸沿いを釣るにしても、その時、そのシーズンにおいて釣れる護岸、釣れいない護岸というのが出てきますが、もちろん目に見える変化もありますが、そのほとんどは目に見えない水中にあるボトムマテリアルやストラクチャーが肝になってくるのです。
では、どのようにしてボトムを探っていくのか?について、私流のやり方、考え方を書いてみたいと思います。
① スーパーイラプションJr 1/2oz
大抵大まかにボトムをチェックするときは、まずはこれを使います。
とにかく思い切り遠投してボトムまで落としてから、これをゆっくり巻いてくるだけでだいたいのボトムの固さや変化がわかります。
タックルは、ポイズンアドレナ1610M+13'メタマグ右(HG)+ライン16lb.です。
スーパーイラプションJrは、スイム姿勢が非常に安定しているので、まず根掛かりは無いと思って良いでしょう!それに非常にナチュラル な動きですので、場を荒らす可能性が低いです。
注意点は、ボトムに着底してスピナベが寝てしまったときに、根掛かりを起こす可能性が一番高いので、キャスト後、ボトムまで落とす際 に、ラインを若干張りながら、ロッドを縦にして落とすことです。そしてそのままロッドを立てたまま若しくは寝かしたとしてもラインを水面と並 行にならないよう、若干角度を付けたまま巻いてくることです。こうすることで、ややこしい障害物に絡みそうになってもうまく根掛かりを回避 することができます。
アドレナは感度が抜群ですので、この方法でテンポよく広範囲を探ることができます。
② ダウズビドー
次に水深の変化を探るためにこれを使います。
タックルは、ポイズングロリアス164L BFSマルチロール+アルデバランMg7左+ライン10lb.です。
ダウズの横幅のあるリップと真っ直ぐ泳いでくるスイム姿勢により、思っている以上に根掛かりにくい設計になっています。
かなり沈み石などがあるポイントでもいつ根掛かるかビクビクしながら巻いてきますが、今まで根掛かったことは一度もありません。
とにかくゆっくり巻いてきて、「やばいっ」と思ったら止めてあげれば、SPなのでかなり時間はかかりますが、じっくり待ってあげれば少しず つ浮いてくるので、それで根掛かりを回避できます。
スーパーイラプションよりかなり小刻みにボトムをノックしてくるので、よりボトムの感じがわかるし、水深の変化も分かり易いです。
ダウズは約2m潜りますが、アルデでだいたい3~4回転(約210~280cm)目で2mに達するはずなので、何回転目でボトムを叩いたかで だいたいの水深が掴めます。
これを30mキャスト、20mキャスト、10mキャストでそれぞれ探れば何もない遠浅なのかとか、何メール先から水深に変化があるのかが 分かります。
③ 3.5gテキサス
①と②で大まかな地形変化や水深が掴めたところで、今度は3.5gのテキサスを投入します。
ワームは、できる限りストレートに泳ぐカバクロ2incやアイシャッド2.8incを多用します。
これで、①と②で見つけたゴツゴツ感が強いところや、水深に変化があったところを重点的に撃ってみます。
タックルは、ポイズングロリアス164L BFSマルチロール+アルデバランMg7左+ライン10lb.です。
風が強く、波立っているときは5gや7gも使いますが、根掛かる可能性が高くなるので、まずはポイントをつぶさないためにも軽めのウェイ トを使うことをお勧めします。
④ カバクロDS
①、②、③でかなり絞りこんだ後、釣りにかかるときにいよいよ出番となります。
タックルは、ホーネットキラービー+コンプレックスBB+ライン4lb.です。
DSで使用するウエイトは重くても3g程度ということもありますが、DSは実は思っているより、ボトム変化が伝わりにくいリグなのです。
明らかに①~③でごつごつしていた場所も、DSを通すとそれほどゴツゴツ感が伝わって来ません。(ソリッドテッィプのせいかもしれません が。。。)
ボトムの釣りでこれで喰ってこなければ、バスが居ないか、底の釣りではないということで、ポイント移動の決断をします。
①のオプションとして、PDチョッパー3/8oz+アンモナイトシャッド4.5incを使うときもありますが、これはヘッド形状がかなりボトムを拾うので、ゴロタ石だらけのポイントはちょっと怖い感じがしますし、ちょっと動きが強すぎるので、魚を散らしてしまう可能性もあるので、状況で使い分けます。
②のオプションとして、あまりに浅いときは、ダウズでは底を叩きすぎてしまうので、ソウルシャッド58SPを使うときもあります。
目でも確認する!
マッディな霞ヶ浦でも冬などは水がかなり澄んで、さらに減水している時があります。
そんな時は、是非これらのルアーを目視しながらリールの巻き具合やロッドの動かし方でどんな動きをして、どのように手元に伝わってくるかを体に覚え込ませておくのも大事です!
思っていた以上に、スピナベは跳ねてくるんだなぁーとか、どれぐらいのスピードと強さでボトムに当てるとルアーのバランスが崩れるかなどを知っておくと、ボトム情報がより詳しくわかるようになるし、なんといっても根掛かり回避に一層役立ちます。

例えばこんな感じで、だいたいの地形変化が読み取れます。
レンタルボートで魚探をかけてみたらだいたい合ってました。
ちなみに手前に来るほど、ブロック石のサイズが大きくなってきます。
×印はバイト又は実際にゲットしたポイント。
沈んだ石が多かったり、または特にボトムに変化があったところで集中しています。
はい、見事に撃沈しました・・・

バイトすら得られなかったっす・・・

っということで、釣行ネタがないので、能書きたれてみます。
「ボトムを制する者はバスを制する!」とどこの誰かが言ったか言わないかは知りませんが、もともと水深の無い霞では、トップで釣るにしても、そのボトムのマテリアルや変化、ストラクチャーがとっても重要になってきますが、霞のような超マッディレイクでの陸っパリはとにかくロッドとリールとラインから伝わる情報を基にボトムの地形をイメージして釣っていくことになります。
ちなみに、国土地理院が霞ヶ浦の湖沼図をWEBに載せておりますが、これを見ればわかるように、ばくっとしたエリア全体の地形の変化は読み取れますが、陸っパリから届くところは、結局、水深はほぼ1m~2mくらいの遠浅の部分を狙っているということがわかる位で、実際に今自分がいるエリアでどこにボトム変化があるのか?というのは実際に釣りながら、自分に伝わってくる情報を基に絞り込んでいくことになります。
例えば護岸沿いを釣るにしても、その時、そのシーズンにおいて釣れる護岸、釣れいない護岸というのが出てきますが、もちろん目に見える変化もありますが、そのほとんどは目に見えない水中にあるボトムマテリアルやストラクチャーが肝になってくるのです。
では、どのようにしてボトムを探っていくのか?について、私流のやり方、考え方を書いてみたいと思います。
① スーパーイラプションJr 1/2oz
大抵大まかにボトムをチェックするときは、まずはこれを使います。
とにかく思い切り遠投してボトムまで落としてから、これをゆっくり巻いてくるだけでだいたいのボトムの固さや変化がわかります。
タックルは、ポイズンアドレナ1610M+13'メタマグ右(HG)+ライン16lb.です。
スーパーイラプションJrは、スイム姿勢が非常に安定しているので、まず根掛かりは無いと思って良いでしょう!それに非常にナチュラル な動きですので、場を荒らす可能性が低いです。
注意点は、ボトムに着底してスピナベが寝てしまったときに、根掛かりを起こす可能性が一番高いので、キャスト後、ボトムまで落とす際 に、ラインを若干張りながら、ロッドを縦にして落とすことです。そしてそのままロッドを立てたまま若しくは寝かしたとしてもラインを水面と並 行にならないよう、若干角度を付けたまま巻いてくることです。こうすることで、ややこしい障害物に絡みそうになってもうまく根掛かりを回避 することができます。
アドレナは感度が抜群ですので、この方法でテンポよく広範囲を探ることができます。
② ダウズビドー
次に水深の変化を探るためにこれを使います。
タックルは、ポイズングロリアス164L BFSマルチロール+アルデバランMg7左+ライン10lb.です。
ダウズの横幅のあるリップと真っ直ぐ泳いでくるスイム姿勢により、思っている以上に根掛かりにくい設計になっています。
かなり沈み石などがあるポイントでもいつ根掛かるかビクビクしながら巻いてきますが、今まで根掛かったことは一度もありません。
とにかくゆっくり巻いてきて、「やばいっ」と思ったら止めてあげれば、SPなのでかなり時間はかかりますが、じっくり待ってあげれば少しず つ浮いてくるので、それで根掛かりを回避できます。
スーパーイラプションよりかなり小刻みにボトムをノックしてくるので、よりボトムの感じがわかるし、水深の変化も分かり易いです。
ダウズは約2m潜りますが、アルデでだいたい3~4回転(約210~280cm)目で2mに達するはずなので、何回転目でボトムを叩いたかで だいたいの水深が掴めます。
これを30mキャスト、20mキャスト、10mキャストでそれぞれ探れば何もない遠浅なのかとか、何メール先から水深に変化があるのかが 分かります。
③ 3.5gテキサス
①と②で大まかな地形変化や水深が掴めたところで、今度は3.5gのテキサスを投入します。
ワームは、できる限りストレートに泳ぐカバクロ2incやアイシャッド2.8incを多用します。
これで、①と②で見つけたゴツゴツ感が強いところや、水深に変化があったところを重点的に撃ってみます。
タックルは、ポイズングロリアス164L BFSマルチロール+アルデバランMg7左+ライン10lb.です。
風が強く、波立っているときは5gや7gも使いますが、根掛かる可能性が高くなるので、まずはポイントをつぶさないためにも軽めのウェイ トを使うことをお勧めします。
④ カバクロDS
①、②、③でかなり絞りこんだ後、釣りにかかるときにいよいよ出番となります。
タックルは、ホーネットキラービー+コンプレックスBB+ライン4lb.です。
DSで使用するウエイトは重くても3g程度ということもありますが、DSは実は思っているより、ボトム変化が伝わりにくいリグなのです。
明らかに①~③でごつごつしていた場所も、DSを通すとそれほどゴツゴツ感が伝わって来ません。(ソリッドテッィプのせいかもしれません が。。。)
ボトムの釣りでこれで喰ってこなければ、バスが居ないか、底の釣りではないということで、ポイント移動の決断をします。
①のオプションとして、PDチョッパー3/8oz+アンモナイトシャッド4.5incを使うときもありますが、これはヘッド形状がかなりボトムを拾うので、ゴロタ石だらけのポイントはちょっと怖い感じがしますし、ちょっと動きが強すぎるので、魚を散らしてしまう可能性もあるので、状況で使い分けます。
②のオプションとして、あまりに浅いときは、ダウズでは底を叩きすぎてしまうので、ソウルシャッド58SPを使うときもあります。
目でも確認する!
マッディな霞ヶ浦でも冬などは水がかなり澄んで、さらに減水している時があります。
そんな時は、是非これらのルアーを目視しながらリールの巻き具合やロッドの動かし方でどんな動きをして、どのように手元に伝わってくるかを体に覚え込ませておくのも大事です!
思っていた以上に、スピナベは跳ねてくるんだなぁーとか、どれぐらいのスピードと強さでボトムに当てるとルアーのバランスが崩れるかなどを知っておくと、ボトム情報がより詳しくわかるようになるし、なんといっても根掛かり回避に一層役立ちます。

例えばこんな感じで、だいたいの地形変化が読み取れます。
レンタルボートで魚探をかけてみたらだいたい合ってました。
ちなみに手前に来るほど、ブロック石のサイズが大きくなってきます。
×印はバイト又は実際にゲットしたポイント。
沈んだ石が多かったり、または特にボトムに変化があったところで集中しています。
Posted by しとけん at 00:18│Comments(0)
│釣行記2013